生クリームは賞味期限が長くなく、1パック買っても使いきれずに傷ませてしまうことも多い食品です。そんな生クリームですが、ちょっとしたコツを抑えれば冷凍保存できることをご存じでしょうか。生クリームを冷凍する場合、事前に泡立てた状態にしておくのがコツです。液体状のまま冷凍してしまうと油分と水分が分離してしまいます。

この状態だと泡立てるのが難しくなってしまうようです。分離を防ぐために、しっかりと泡立ておくのもポイントです。泡立てた生クリームはラップの上に絞りだします。その上にラップをかけて冷凍庫に入れましょう。

完全に生クリームが凍ったら保存容器に移して冷凍庫で保存します。生クリームを冷凍保存する時に使用する保存容器として、おすすめなのが「業務用ガラス容器」です。保存容器にはプラスチック製などもありますが、なぜ業務用ガラス容器がおすすめなのかというと、「容器を消毒しやすい」・「匂い移りがしにくい」からです。生クリームは雑菌が増えやすいため、保存する容器はしっかり消毒する必要があります。

業務用ガラス容器であれば熱に強いので煮沸消毒することもできますし、アルコールで傷むこともないのでアルコール消毒しても問題ありません。生クリームは匂いがつきやすい食品と言われています。冷凍庫で保存している他の食品の匂いが移ってしまうこともあります。業務用ガラス容器であればプラスチック製容器と比較すると、匂いうつりがしにくいので安心です。